醤油皿 – 浜辺B

¥1,600

在庫切れ

海の浜辺をイメージしたモデルです。台所の調理台横に据え置きでオタマ置きやスープの味見などにも重宝します。

本来、日本の醤油というものは、木樽で2年以上天然醗酵をさせたものです。
現在、国内はもとより海外でも一般的に売られている醤油は、大手企業による大量生産の目的で開発された、一時間でケミカル醗酵させたもので、塩分を取りすぎ、体にもプラスが少ない物と言われています。
現在は、これらが安価で手に入るため、本来の醤油が高価なものとなり、一般に知られなくなってきました。そして、丁寧に木樽で製造している会社は、年々減っているのが現状です。
この醤油皿は、それらの貴重な醤油を無駄無く残さず使う用途も含みます。そして、無駄に下水に流し、水を汚さない為にも。
日本の食事は、大豆製品が多く使われます。しかし、日本国内の大豆の自給率は7%(2017)で、すべて輸入に頼っている現状なども真剣に考えねばなりません。日本は、ブラジルからの輸入が多く、このブラジルでは、アマゾンの原生林を破壊した畑が作られています。マクロビオティックを含む日本食の浸透は、安易に喜ぶ事はできません。
食べ物のトレサビリティーが、日本でいま欠けています。食事を感謝して食べる事、TVなどに任せて、食卓から会話が消える事などは、とても残念な社会現象です。

この醤油皿のシリーズは、醤油を入れた時にとても美しいグラデーションで深みを表現します。その他、箸置きなども兼ねる物です。液体以外にも、香辛料や、薬味、調理中の味見などから、カラトリー等を置くものとして、使う方のアイディアで様々に機能します。

醤油皿というものは、小さな物が多く、はみ出しやすく、こぼれやすい。醤油に一度つけると、置く所も無く、刺身や、にぎり寿司などで付け過ぎた醤油をきる所も無い上に、入れ過ぎて捨てる事も多い。すべてのモデルは、箸置きを兼ねます。小皿などの食器の多い日本の食卓の見直しも考えています。

重さ - g
大きさ -6 x -11 x -2 cm